癌には食事を摂って体力維持が重要

母の癌闘病で一番苦労したのは、しっかり食事をすることです。
病院からは「体力を維持することが大事だから、食事はちゃんと摂って」と言われていたのですが、本人は食欲がなく、突然「お刺身なら食べられるかも」と言ったかと思えば、数時間後には「フランスパンしか食べたくない気分」と、毎日食べられるものがコロコロ変わり、食べられるものを探ったり用意したりするのが大変でした。

とにかく、色々な食べ物を食卓に並べるようにしました。本人が食べたいものを言ってくれる時はいいのですが、いつも思いつくわけではなく、「食べたいものがない」と言われることもしばしば。
そんな時に、久しぶりのおかずを試しに出してみると、「あ、これ久々に食べたいかも」と箸が進むこともありました。
スーパーの出来合いのおかずも使いながら、毎日少量ずつ色々な食べ物をテーブルに並べることで、なんとか食事を摂ってくれました。

癌の治療は長期戦になることも多いと思うので、本人も家族も頑張りすぎないことが大事です。手を抜いたりグチを言ったり、いつも以上に自分を甘やかしましょう。