がんと告示され毎日の大切さに気付きました

乳房が突っ張る感じが続いて最初は気のせいかと思っていましたが、突っ張り感が次第に強くなり乳がんのしこりかと思い検診に行きました。

するとエコー検査で、お医者さんの手が違和感を感じている部分で止まりました。

先生は「大丈夫だと思うけど、念のために専門の先生に診てもらいましょう」と言いました。

その時に初めてその医師が、専門医ではない事を知りました。

後日、乳腺外科の専門医の診察を受けてすぐに「がんの可能性があるから、細胞の検査をしょう」と言われ呆然としました。

それから細胞の検査結果が出るまでの1週間は、眠れない日々が続きました。

1週間後、病院から「ご家族と一緒に病院に来て下さい」と言われがんだという事がその時点で伝わって来ました。

夫と指定された日に病院に行き、乳がんである事を告示されました。

しかし、先生からは「大丈夫。ステージ1だから手術すれば、死なないから」と言われました。

そうは、言われてもがんと言われた事で自分の中では「死」という言葉が頭から離れませんでした。

その後、そのがんを見つけてくれた乳腺外科の先生のいる病院で手術してもらいました。

入院中には、先生からがんは早期発見なら死ぬ病気ではないと言う事を何度も言ってもらいました。

その後放射線治療を受けて、まだ数ヶ月しか経っていませんが、がんは死ぬ病気ではなく上手く付き合っていけば大丈夫だという事を今は日々感じています。

がんと言われて、早期発見で命拾いをした事で、今生きている事が出来る事が当たり前ではないという事に気付き毎日の日々を悔いなく生きたいと思うようになりました。

正直言ってがんと告示される前より、毎日が充実している気がします。