大腸がんを体験して思うことは先ず検査

若い頃から余り病気などはしたことがなく、常に健康体を自認していたものですが、実は大腸がんで本格的な手術を受けて現在は蘇生した感じで日常の生活をしています。

定年過ぎてから役所の方から成人病検診ということで大腸がんの検診も併せて行った所、検便の結果、陽性の反応が出てきたのです。

その後、精密検査を受けた所、「ガン」が中程度以上に発達しているとのことで緊急入院し、その後、開腹して手術を受けガンを取り除いたのです。 お陰で現在は、普段と変わらぬ生活をしていますが、一時はどうなることかと、非常に不安になったものです。

ところで、一般に大腸癌というのは処置はし易いが、見つかりにくい消化器官の病気とも言われていて、ここ数10年で患者が何倍にも増え、最も多い「癌」になりつつあるのが大腸がんと言われています。

例えばガンの進行度でもステージ3と呼ばれる段階でも8割に患者は治るとも言われていますが、一方では初期段階では特有の症状が全く判らないとも言われています。 大腸ガンの早期発見のためにも、特に40歳の坂を超えたら毎年の検診が最も重要だともされています。

そして、大腸癌の検査は乳がんのしこりでのとは違い検便という簡単な検査で、ガンの因子が血液に付着しているかどうかをみているだけの検査です。 多くの場合は体に何も挿入せず、負担も少なく簡単で苦しくなく、非常に楽な検査です。 若し、ガン因子が発見されればその時点で内視鏡などの精密検査をすれば良いということになり、処置を受けることになります。